上げ受け

一般的な空手では、右上段突きに対して左手で上げ受けをしますが、それでは、相手と正対して、左の突きや蹴りを出されてしまいます。

これを回避するには、右上段突きには外受けですが、今回は上げ受けなので、他の受け方の説明は省きます。

上げ受けは右上段回し蹴りと左上段突きに対して使うのが原則です。

回し蹴りに使う時は、インステップしながら、構えの手を相手の額に伸ばすようにします。すると、坂道で車の速度が落ちるように、腕に衝撃を受けずに止めることが出来ます。

左上段突きに対しての理屈も同じで、突きの軌道を内側にズラす感じです。

また、組手以外で、それらが出来ない状況の時もあります。

例えば、暴漢に襲われて刃物を頭上に振り下ろされる事がないとは言えません。

その時、横にも後ろにも動けなければ、手首の脈が下を向くように受けます。

これは、動脈を傷付けられて致命傷になる事を避ける為です。

それが、数分、あるいは数秒の違いであっても、リスクを減らす事が大切なのです。

2014.10.08 | | 空手上達法

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